同じソニーがつくアルトサックス奏者なら、
クリスはすごく好きなんだけど、
スティットはあまり好きではない。
二人とも、パーカーの影響を受けまくった、
パーカーのコピーが小ぶりになった印象という点は共通項。
(スティットはパーカーの影響を否定しているけど)
似ているといえば、二人の表現スタイルは似ているんだけど、
似て非なるサムシングがあることはたしか。
なんだか、アザとさや「どや?」的感情が常につきまとうスティットのアルトって、昔からあまり好きではなく(テナーは好きだけど)、
逆にクリスの小ぶりだけど本音を吐露するようなアルトは昔から大好きだった。
本当に微妙な差なんですけどね。
でも、あまり好きではないスティットなのですが、
このアルバムは、わりと好きなんです。
サイドメンが良いというのも大きな理由の1つです。

Tune Up