今回は、坂本龍一の作品。
特集にして連続してかけたら、息子曰く「結構好評だったよ」とのことです。
おもに、小学校の先生からですが。
まずは、『04』から《Asience- fast piano》。
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これはチャン・ツィーが出演したアジエンスのCMを覚えている生徒も多く、「あ、この曲知ってる!」と、息子のクラスでは話題もちきりになったのだそうです。
▼ちなみにアジエンス
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しかも、CMで使われているシンセ・バージョンではなく、ソロピアノのバージョンだったので、より児童たちには新鮮に聞こえたのでしょう。
「今の曲は坂本龍一の曲で……」
と紹介して、
「同じアジアでも次は韓国のラップがはいった曲です」
と紹介した後に、
『キャズム』に収録されている《アンダー・クールド》をかけて、一気に空気をシリアスな方向へ。
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私もこのアルバムは大好きです。
一番好きな教授(坂本龍一)のアルバムは『B-2 unit』なのですが、
![]() 坂本龍一 / B-2 UNIT |
私は『CHASM』は、21世紀版の『B-2 unit』だと思っています。
『B-2 unit』が若かりし日の教授による剥き出しの攻撃性が前面に出たアルバムだとすると、『キャズム』は、円熟した教授による内に秘めた攻撃性が隠された一見穏やかなサウンドが多いものの、そのじつ、かなりマインドにグサリとくる知的攻撃力の高いアルバムだと感じています。
そして締めに『左うでの夢』から《サルとユキとゴミのこども》。
![]() 左うでの夢/坂本龍一 |
小学校低学年にもわかりやすい糸井重里による歌詞、そして単純明快なメロディラインと祭りを感じさせるリズムのナンバーです。
息子はたぶん知らないと思いますが、
この『左うでの夢』は、
教授が韓国旅行に行った際に、
韓国の音楽にかなりインスパイアされて作った作品でもあるんですね。
だから、前にかけた《アンダー・コールド》とは韓国つながり、ということでもあります。
いつもはオチャラケた変態お兄さんとして
下級生からは妙な人気を集める息子ですが、
坂本龍一をセレクトしたことによって、
「いろんな音楽をしってるお兄さん」と周囲からの評価がちょっとだけ上がったぜ!と喜んでいました。