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2009年10月20日

ロリンズの原曲超え〜中国行きのスローボート

ロリンズは歌心に溢れたテナーサックス奏者だ、とはよく言われることだが、このアルバム収録の《中国行きのスローボート》を聴いていただければ、ご理解いただけることだろう。


ロリンズがアドリブで見せる「歌心」って、一言でいえば、「原曲超え」のことだと思う。
テーマのメロディを凌駕するほどの旋律を、即興で「瞬間作曲」してしまうのだ。


その良い例が《中国行きのスローボート》だと思う。

印象的なフレーズがこれでもかと、飛び出すわ、飛び出すわ…。


演奏時間は短いながらも、とてもよくまとまった演奏で、とにかくロリンズは歌う、歌う。


メロディ、メロディの嵐で、原曲のほのぼの楽しい雰囲気をそのままアドリブのパートにも踏襲しつつ、一瞬一瞬があらかじめ作曲されたメロディなんじゃないかと思わせるほどのアドリブが素晴らしい。

1951年に、ソニー・ロリンズがプレスティッジにこの曲を吹き込んだわけだから、
優にに50年以上の年月が経過してしまっている(スゴイ昔なんだな!)。


おそらくこの長い年月の間、彼を凌駕する演奏は、いまだ出現していないのではないだろうか?


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posted by 雲 at 09:12| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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