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2009年03月13日

高柳昌行『汎音楽論集』

高柳 昌行
汎音楽論集

発売されたときは飛びついて買ったにもかかわらず、

他にも読まなきゃアカン本や資料や本にまみれて、なかなか紐解くことの出来ない高柳昌行の『汎音楽論集』。


この本の装丁は独特で、真っ黒なカバーがひときわ書店では目をひくが、じつは、このカバーの紙はあまり装丁では使われない紙。

柔らかい色画用紙のような紙なので、結構デリケートなのよ。


だから、書店によっては、オビが既に破れているものとか、カバーのすみっこた再起不能に折れ曲がっているものもあり、なかなか状態の良いものにはめぐり合えない。だから、「えいや!」と、パッと目についたものを買ったんだけど(つまり平積みの一番上の本)、その下に詰まれていた本のカバーは、黒地に十字架のようなコスれた跡があった。


さらにその下に積まれたものもみてみると、斜めにこすれた跡が白くついていたり。


他の書店でも、カバーの黒地の上に十字架パターンがついているものが多かったですね。


このデリケートな紙を装丁家が選んだのも、じつは「即興演奏」の一環だったりして(笑)。


つまり、「本は一度流通に放たれてしまうと、二度とあなたは元の状態を取り戻すことが出来ない」という、シャレをこの本の装丁で主張したかったんじゃないかと(笑)。


んなわけないか。



posted by 雲 at 09:57| Comment(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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