骨法の足技には、
手を使わない足のみの技がいくつかあるんですね。
骨法の足技といえば、
猪木や、獣神サンダーライガーで有名な
「浴びせ蹴り」
があるんですけど、
あれほど派手な大技じゃなくても
地味ながらも使える合理的な技があるんですよ。
今では総合格闘技化しているゆえ、
寝技などもあるようですが、
元はといえば、ストリートファイトを前提に改良されていった
堀部正史氏考案の「喧嘩芸骨法」の
「喧嘩芸」時代の基本は「立ち」。
しかも、路上や狭い屋内などでの実戦で培われただけのことはあり、
そもそも間合いが極端に近接しているんですね。
だから、繰り出す技も、
軌道が短くコンパクトなものが多い。
⇒派手ではない
つまり見た目は地味なんですけど、
しかし、いざ使ってみると、
けっこう実用的なんですよ。
「足止め」とか「足搦(あしがら)」なんか、
見よう見まねでやってみても、
カンタンに相手に決まってしまう。
だから、バスケ部の息子は、
手を使わずに
相手の動きを止めたり倒したりできる骨法の足技、
試合で使えるかもしれないな〜などと
ニヤニヤしております。
審判はあまり足元を見ていないし、
ボールの動きと、選手の手の動きばかりを見ている人が多いし、
などとニコニコ顔。
コラコラ、悪用はイカンぜよ( ̄_ ̄;)
喧嘩芸骨法(けんかげいこっぽう)―現代に甦った最強の必殺拳法 (サラブレッド・ブックス)昔は、この本読んで興奮したな〜。
読み物として、すごく面白いです。
格闘家以上に作家としての才能が高かったりして( ̄w ̄)