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2011年02月14日

カーラ・ブレイ流反戦叙事詩にガトーがビギョー!!/ゲイリー・バートン『葬送』

A Genuine Tong Funeral/Gary Burton & Carla Bley
¥954
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テーマは「死」。
バートンの諸作の中では異色な作品ではある。

それもそのはず、このアルバムは、バートンの作品というよりは、半分以上カーラ・ブレイの作品でもあるのだ。

収録された組曲の作編曲者のカーラによると、この作品のモチベーションは、ベトナム戦争反対、音楽のモチーフは東洋の「お葬式」にインスパイヤーされたことが、そもそもこの作品の発端なのだそうだ。

スケール大きく沈鬱な音世界。
才女カーラが描く音絵巻といったところだろうか。

また、バートンも、ちょうどこの折、ラリー・コリエルを招き新たな音楽的局面を展開しようとしていた時期であり、バートンの野心にカーラの才能がタイミングよくミックスされて生み出された名作だ。

バートンのリーダー作であり、カーラの作品集とみなすのも良いが、私は秘かに、ガトー(・バルビエリ)のブギャー!なブロウを聴く作品としても位置づけてます(笑)。


posted by 雲 at 08:44| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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