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2009年10月23日

ベンツがトレードマーク。ドナルド・バードのブルーノート初リーダー作

ベンツに頬杖をつくドナルド・バードのジャケットで有名な、彼のブルーノート初リーダー作。

なんといっても、このアルバムのおいしさは編成の妙。
バードのトランペットに、マクリーンのアルトサックス。それに、ペッパー・アダムスのバリトンサックスが加わる。
これがオイシイ。
サウンドをパキッと歯ごたえのある仕上がりにしている。

とくに、アップテンポで演奏される《恋人よ我に帰れ》のアンサンブルの一体感と3管による豊かな色彩感。
この豊かな音色が急速調に疾走するのだから、1曲目から耳が離せない。

ファンキー路線に突き進む前のバードのトランペットも、クリフォード・ブラウンを彷彿とさせるストレート・アヘッドなプレイで、ひたすら気持ちが良い。

アダムスの低音によるバリトン・ゴリゴリソロも迫力満点だが、それを陰ながらサポートするウイントン・ケリーの軽やかかつスインギーなピアノにも注目してみよう。

じつは、このアルバムの陰の一番の功労者はケリーなのだということが、聴いているうちにだんだん分かってくるはず。

分かってくれば、観賞に一段と楽しみが加わる。
さぁ、どうぞ。


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posted by 雲 at 09:25| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする