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2009年10月20日

意味がなければスイングはない 村上春樹


やっぱり音のニュアンスの言語化が上手だなぁ、と思います。


ジャズ評論ばかり読んだ後に読むと、
目からウロコ、というか、
そんなことすら考える間もなく
スイスイ読んで読み終わってしまいます。


意味がなければスイングはない (文春文庫)
意味がなければスイングはない (文春文庫)




posted by 雲 at 20:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気合のはいったコルトレーン、ファーストリーダー作。

気合の入った初リーダーアルバムだ。

イントロのバリトンサックスのリフが強力な《バカイ》に強烈に引きつけられ、
次曲の《コートにすみれを》で涙にむせぶ。

もちろん、マット・デニスが作曲した傑作曲なだけあって、もとからメロディの美しい曲だが、これを料理する心優しき二人の男に注目したい。

不器用ながらも、精一杯真心をこめて吹くコルトレーンの姿にも心打たれるが(昔はグッとこなかったが、今では染みてくるようになってきた)、やはり、コルトレーンのアドリブの後に登場するレッド・ガーランドのピアノが素晴らしい。

ブロックコードで、テーマを数小節カ奏でるイントロ部分から、優しげな空気に満ち溢れている。
コルトレーンの“告白”を柔らかく包み込み、親しげに相槌を打つかのようなガーランドの優しいピアノは絶品だ。

とにかく、この2曲の存在の存在だけでも、名盤と呼ぶに相応しい内容に仕上がっているのだ。

遅咲きのコルトレーン、30歳のときの初リーダーアルバムだが、それまでに培ってきた様々な経験が、このリーダー作直後から猛烈な勢いで爆発するのは、あとは皆様ご存知のとおり。


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posted by 雲 at 09:55| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロリンズの原曲超え〜中国行きのスローボート

ロリンズは歌心に溢れたテナーサックス奏者だ、とはよく言われることだが、このアルバム収録の《中国行きのスローボート》を聴いていただければ、ご理解いただけることだろう。


ロリンズがアドリブで見せる「歌心」って、一言でいえば、「原曲超え」のことだと思う。
テーマのメロディを凌駕するほどの旋律を、即興で「瞬間作曲」してしまうのだ。


その良い例が《中国行きのスローボート》だと思う。

印象的なフレーズがこれでもかと、飛び出すわ、飛び出すわ…。


演奏時間は短いながらも、とてもよくまとまった演奏で、とにかくロリンズは歌う、歌う。


メロディ、メロディの嵐で、原曲のほのぼの楽しい雰囲気をそのままアドリブのパートにも踏襲しつつ、一瞬一瞬があらかじめ作曲されたメロディなんじゃないかと思わせるほどのアドリブが素晴らしい。

1951年に、ソニー・ロリンズがプレスティッジにこの曲を吹き込んだわけだから、
優にに50年以上の年月が経過してしまっている(スゴイ昔なんだな!)。


おそらくこの長い年月の間、彼を凌駕する演奏は、いまだ出現していないのではないだろうか?


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posted by 雲 at 09:12| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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