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2009年03月13日

うーん、いいねぇ/『ジニアス・オブ・バド・パウエル』のA面

先週の木曜日?あれ、金曜日?
もうすでに時間の感覚が麻痺して、頭の中がウニ状態になっているんだけど。

だいたい、一週間ぐらい前ぐらいから、睡眠時間2〜3時間の、
机の上に座りっぱなしシゴト生活を延々と送っているわけで。

ま、こんな生活


5日も6日も続けていると、


少しは息抜きしたくなるわけで、


また、多少、めども見えてきたので、


小1時間ぐらいは空き時間が出来るわけで、


今日の昼は、神保町にちょこっと行ってきました。



で、本日「BIG BOY」でかけたもらったアルバム。

バド・パウエル, レイ・ブラウン, バディ・リッチ
ザ・ジニアス・オブ・バド・パウエル+2


最近の私は、『ジャズ・ジャイアント』よりも、『ジーニアス』派なのだ。
ただし、ハイテンション・トリオの演奏以外ね(笑)。


気を効かせてくれたマスターは、
店でかかっているCDの音量を下げ、
『ジニアス・オブ・バド・パウエル』のレコードをターンテーブルに乗せて、かけてくれた。




うーん、いいねぇ。



これ聴いて、ビシッと心を現れ、同時に心に喝を入れて、再びまたシゴトに戻るのだった。



また、今日も徹夜だろうな…。

posted by 雲 at 11:08| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『JAZZ“名曲”入門!』書籍版発売!

後藤 雅洋
JAZZ“名曲”入門!―100名曲を聴く名盤340枚

私の「紙デビュー作」の別冊宝島『JAZZ“名曲”入門!』が書籍化されました。

内容は、ほとんど同じなのですが、巻頭に芥川賞作家・平野啓一郎氏のインタビューが追加されています。
彼は、小川隆夫氏との対談集『TALKIN'』を読めばわかるとおり、JAZZに関しての造詣がかなり深く、加えて作家ならではの鋭い切り口と目線をもった方です。

よって、短いながらも、なかなか的を得た意見を読むことが出来るので、昔の本を持っている人も、買い直そう(笑)!

表紙は、「いーぐる」の入り口に下っていく階段のフォトをブルーノート超の2色分解にした色調。なかなかカッコいいです。
見慣れた場所なはずなのに、「なんだ、この写真、いーぐるの階段のところじゃん!」
と気づくのに3秒かかりました(笑)。

そんなわけで、100の名曲、340枚のアルバムがたっぷりと紹介された『JAZZ“名曲”入門!』をとくとお楽しみあれ!

posted by 雲 at 11:07| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

一子さんの新作/『Vega』 橋本一子/ub-x

橋本一子/ub-x
Vega

届きました、届きました、

橋本一子さんの新譜!


前作「Ub-x」の路線を受け継ぎつつ、

さらにサウンドがカラフル、かつ多彩に!


もっと聴きこんで、

感想アップします!



posted by 雲 at 11:06| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小粋で、お洒落なピアノトリオ/『ジャズ・モーメンツ』 ジョージ・シアリング

ジョージ・シアリング, イスラエル・クロスビー, ヴァーネル・フォーニエ

ジャズ・モーメンツ



おしゃれで、楽しいピアノトリオ。


《メイキン・フーピー》

《恋とは何でしょう》

《ホワッツ・ニュー》

《ライク・サムワン・イン・ラヴ》

《ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー》

《風と共に去りぬ》

《イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー》

…などなど、有名曲がズラリ。


スピード感のあるタフなタッチが持ち味なシアリングだが、

管楽器が抜け、トリオ編成になると、微妙にピアノのニュアンスが変化するのが興味深い。


まるで、武装をいったん解いたかのよう。

素の自分に戻った彼は、軽やかにリラックスしつつ、

しかし、不必要な音は注意深く排除しながらも、楽しげにピアノを弾く。


そんな彼の気持ちが乗り移ったかのような、リズムセクション。

イスラエル・クロスビーのはずむベースがとくに心地よい。


1曲だけでいい。

このアルバムの中の1曲を、まるごとコピーして自分のレパートリーとして隠し持ち、

ちょっとしたパーティでさりげなく披露したいな、と密かに思わせるシアリングのピアノは、にくいほど、洒落っ気たっぷり。




posted by 雲 at 11:04| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バド・パウエルの特集をやることになりました。6/30 於:四谷「いーぐる」

昨日は、四谷のジャズ喫茶「いーぐる」にて、八田真行氏による「バド・パウエル特集」が行われた。


バド・パウエルといえば、とても思い入れの深いピアニスト。

これは解説、絶対聴きにいくぞ!ってことで、この日はすべての予定を返上し、早めに四谷へ向かった。


ほぼ3時間。

パウエルを浴びた、浴びた。

はぁ、心地よい疲れ。


八田氏は、まず《神の子らは皆踊る》を、演奏年代やフォーマットの違う5曲連続でかけるという技でキメ、残りは、パウエル通史とでもいうべき、初期の20歳の頃の音源から、ヨーロッパからアメリカに帰国して吹き込んだ未発表音源まで、ヒストリカルにパウエルというピアニストの生涯を追いかけるような形で解説をしてくれた。


なかでも、出所不明のパウエルがアメリカに帰国してからの《モーメンツ・ノーティス》の演奏!には度肝を抜かれて、ひっくり返りそうになった。


パウエルがコルトレーンの曲を!


私もこの曲、大好きなので、よく演奏しようしようといろいろな人にアプローチするのだが、皆一様に顔をしかめる。

つまり、《ジャイアント・ステップス》の一歩手前的なコルトレーン・チェンジの難曲なのですよ。


皆、たしかにテーマはカッコイイし、やりたいけど、このコード進行でのアドリブは、うーん、キツイっすよ!って言うんだよね。


ま、ベースの私は、いくらチェンジが厳しくても、演奏の9割は、4ビートで刻んでればいいだけなわけだから、他の管楽器やコード楽器の人にくらべると、お気楽なのかもしれない。


で、そんな多くの人が顔をしかめる「カッコいいけど難しい」コルトレーンのナンバーをパウエルが演っているってこと自体がビックリなのだ。


演奏内容は?

一言、ボロボロ。


パウエルは浦島太郎状態だった。

つまり、ヨーロッパ在住時は、スタンダードやブルースなど、演り馴れたナンバーを弾いていれば拍手喝采だったし、行く先々で大物扱いだったパウエルだが、そんな感じで数年ヨーロッパで暮らしている間に、母国アメリカのジャズは、ビックリするぐらい進んでしまっていた! って感じなのだ。


自分がいない間に変わってしまった時代に必死に追いつこうとして、追いつけないもどかしさがボロボロのタッチ、もたつく打鍵、息切れするフレーズにあらわれていて、言っちゃ悪いけど、かなり無残な演奏だった。

が、それでも、音はどこを切ってもパウエル。パウエルにしか出来ない不思議な怪演を耳にできただけでも、昨日の「いーぐる特集」は収穫だった。



で、このイベントの後、打ち上げに参加し、いろいろと話しているうちに、だんだん自分もパウエルの特集をやりたくなり、「オレもパウエル特集やります」と宣言。


6月30日に「いーぐる」で3時30分からやることになりました。

どうぞ、皆さん、お誘いあわせの上、ご参加ください。


もちろん、やるからには、先日の八田氏とは違うアプローチで行うつもり。

ま、だいたい頭の中では、おぼろげながら選曲が出来ているのだが、簡単に言ってしまうと、

八田氏のアプローチは、「パウエルの未聴音源をもっと聴きたい!」と、前向きな気分にさせてくれるものだったのに対し、私のアプローチは、「家に帰って、持ってるパウエルの音源を聴き返してみたい!」と、後ろ向きな気分(笑)にさせる内容を目指します。


後ろ向きって書くと、ネガティヴなイメージだな(笑)。


パウエルのCDを持っているんだけれども、いまひとつ音の掴みどころが見えてこない、って人は多いと思う。


そのような人が、私の説明を聞き、家に返ってパウエルを聴いたら、「聴こえ方が変わった!」「再発見があった!」と言われたいし、そのような選曲と解説を目指したいと思います。


とにもかくにも、

パウエル好きさん、

パウエルを好きになりたい方、

パウエルに興味のある方、

パウエルをもっと好きになりたい方、

すべてのジャズファンの女性、


6月30日は、四谷「いーぐる」でお待ちしておりますわん。



▼昨日かからなかった「ジニアス・オブ〜」はかける予定

バド・パウエル, レイ・ブラウン, バディ・リッチ
ザ・ジニアス・オブ・バド・パウエル+2


posted by 雲 at 09:59| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

“らしからぬ”熱き冒頭に「おっ!」/『モダン・アート』 アート・ファーマー

Art Farmer
Modern Art

初めて聴いたのは、いつのことだったか。

何の予備知識もなく、ジャズ喫茶のスピーカーから放たれた熱い演奏。
前にかかっていたアルバムが静かなピアノトリオだったこともあり、一層演奏がエネルギッシュなものに感じる。

情熱的なピアノのイントロ、エキサイティングなトランペット。
おお、これは、ブルーノートのフレディ・ハバードあたりのハードバップかな?

それとも、

シダー・ウォルトンがピアノの頃のジャズ・メセンジャーズか?と思ったものだ。

しかし、飾られたジャケットを見ると、ファーマー。

アート・ファーマーなので、ビックリ! というのが、はるか昔の私のジャズ体験。


この驚き体験は、今でもよく覚えており、『モダン・アート』の1曲目を聴くたびに、最初に聴いたときの驚きがよみがえってくる。


ファーマーはご存知のとおり、理知的なプレイが特徴のトランペッター。

エヴァンスも、どちらかというとスタティックなピアノを弾くピアニストというのが一般的なイメージだ。


当時の私も、もちろん、そのような先入観に凝り固まっていたから、ファーマー&エヴァンスと知ったときに仰天したのだ。


しかし、彼らだってやるときはやる。

吹くときは、吹く。

弾くときは、弾く。


この熱い演奏が、このアルバムに私が抱くイメージを決定づけた。


ジャケットの赤みがかったオレンジ、黄色。


そう、ファイヤー!!な名盤なのだ。


たとえ、残りの曲がスタティックな風合いの強い、理知的な演奏だとしても、だ。


「頭」ではなく、「力」を前面に押し出したファーマー、そしてエヴァンスを垣間見れる興味深い1枚だ。




posted by 雲 at 09:59| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

高柳昌行『汎音楽論集』

高柳 昌行
汎音楽論集

発売されたときは飛びついて買ったにもかかわらず、

他にも読まなきゃアカン本や資料や本にまみれて、なかなか紐解くことの出来ない高柳昌行の『汎音楽論集』。


この本の装丁は独特で、真っ黒なカバーがひときわ書店では目をひくが、じつは、このカバーの紙はあまり装丁では使われない紙。

柔らかい色画用紙のような紙なので、結構デリケートなのよ。


だから、書店によっては、オビが既に破れているものとか、カバーのすみっこた再起不能に折れ曲がっているものもあり、なかなか状態の良いものにはめぐり合えない。だから、「えいや!」と、パッと目についたものを買ったんだけど(つまり平積みの一番上の本)、その下に詰まれていた本のカバーは、黒地に十字架のようなコスれた跡があった。


さらにその下に積まれたものもみてみると、斜めにこすれた跡が白くついていたり。


他の書店でも、カバーの黒地の上に十字架パターンがついているものが多かったですね。


このデリケートな紙を装丁家が選んだのも、じつは「即興演奏」の一環だったりして(笑)。


つまり、「本は一度流通に放たれてしまうと、二度とあなたは元の状態を取り戻すことが出来ない」という、シャレをこの本の装丁で主張したかったんじゃないかと(笑)。


んなわけないか。



posted by 雲 at 09:57| Comment(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

時おり、不意に耳にするとスゴく良いマイルスのアルバム/『いつか王子様が』マイルス・デイヴィス

今日は、昼から閉店まで、ずっと陣膨張、じゃなくて、人望腸、じゃなくて、神保町のBIG BOYでJAZZをたっぷりと浴びてました。


ふいにかかった、


Miles Davis
Someday My Prince Will Come

が良かったなぁ。


このアルバムって、あんまり自分の意思でかけることはないんだけれども、時おり、アイチューンズのシャッフルでこのアルバムの収録曲がかかった時や、今日のようにJAZZ喫茶で不意にかかると、うーん、すごくイイんだよなぁ。


とくに、《ノーブルース》。

テーマが終わったときにマイルス・デイヴィスが長ぁく音を伸ばすところが、カッコイイ。


閉店後、マスターと飲みにいったんだけど、

マイルスのアルバムはいっぱい好きなのがあるけど、もしかしたらベストワンはこれかもしれないですね、と仰ってた。




posted by 雲 at 09:53| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

緑茶の似合うパーカー(笑)/『チャーリー・パーカー・アット・ストリーヴィル』

Charlie Parker
Charlie Parker at Storyville

ピアノがレッド・ガーランドで気になっていたものの、
学生時代の4年間は、ついぞ買うことのなかったアルバムがコレ。

『ナウズ・ザ・タイム』のジャケ写にも使われている写真に、妙な着色がほどこされたジャケットがB級感がぷんぷん漂っていたから、というのも大きな理由の1つ。

で、社会人になって、金銭的に余裕が出来て、ようやく手に入れた(しかも中古屋で・笑)。

中身は、いい。

マイルド・パーカー。
スイート・パーカー。

サヴォイやヴァーヴで聴ける、彼のアルトの音色の表面の“ザラッ!”とした成分がとれ、むしろ“ツルリ”とした触感のアルトの音色が心地よく、これはパーカーを知らない人も気持ちよく聴ける内容なのかもしれないなぁ、というのが第一印象。

アドリブは冴えている。
お得意のパーカーフレーズが、要所要所、「来て!」って場所にキチンと来てくれる快感。

もっとも、音の凄みがあまり感じられないのは、マイルドな音色のお陰か。
ライブ盤で、音は必ずしも良いとはいえないが、気にならない程度の音質。

気になるレッド・ガーランドのピアノは、まるでパーカーのバックで弾いているデューク・ジョーダンやジョン・ルイスみたい。
いやはや、パーカーのバックで聴こえるピアノって、みんな同じに聴こえてしまうのは、それだけパーカーの音の存在感がスゴイからなのか。

小春日和の昼下がり、縁側に座り、緑茶と桜餅のお供に相応しいパーカー(笑)。

posted by 雲 at 09:50| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マスターは花粉症/かかってたのは、ピアノトリオ(笑)

本日、神保町のBIG BOYを覗いたら、マスター、花粉症で、かなり苦しそうでした。
行って、いたわってあげましょう(笑)。

地下鉄「神保町」駅下車、A7出口を出たら、右折。さらにすぐに右折。「さぼ〜る」を二軒通り過ぎたら、すぐに見える、ガラス張りかつオレンジ色のドアの店です。


posted by 雲 at 09:48| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする