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2009年03月13日

5月17日放送の「PCMジャズ喫茶」を聞いて

昨晩放送された

寺島靖国・店主の「PCMジャズ喫茶」についてです。



最初のコルトレーンの変遷について寺島さんが興味深いことを言っていて、

……それは、


あ、しまった、

そろそろお昼ごはんの仕込みをするので、

続きはまた、午後ね!





posted by 雲 at 21:34| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月17日放送の「PCMジャズ喫茶」を聞いて(3)

しつこいようですが、

ブログランキング(笑)。


午前3時の時点で、

例のボタンをポチっと押して、

このブログの順位を確認してみたところ、


なんと、22位にまで上昇していた!



重ねがさね、

読者の皆様、

ありがとうございます!



この調子だと、あと少しで、ベスト20に食い込めそう。

ベスト10も射程内に入ってきたか!?


このボタンを押せば、

 バナー


ランキングのページに飛べますので、

是非、押して、飛んで、確認してみてください。


どうも、1時間ごとに順位が更新されているようなので、

寝れないではないか!(笑)



……俺ってヒマだなぁ。




さて、寺島氏の「PCMジャズ喫茶」の続きだが、


冒頭で、コルトレーン論が展開されていた。


昔から、寺島さんのコルトレーン嫌いは一貫しており、

番組中でも、あくまでアンチだということをうたいつつ、


今回は、コルトレーンのスピリチュアルな方向性について

言及されていた。


ひととおり、コルトレーンを聴かれている方は

すでにご存じのとおり、


彼はインパルスに移籍したあたりから、

スピリチュアル性が強くなってきている。


M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究/菊地 成孔
¥4,935
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では、

菊地成孔は、

コルトレーンのことを、


宗教ジプシー


という上手い表現を使っていたが、

ある時期からのコルトレーンは、


インドに傾倒したかと思えば、

アフリカの宗教と、


あちらこちらに宗教を鞍替えしつつ、

自己の音楽に色濃く投影させていた。


これは、時代背景と、

彼なりの求める音楽の必然性、

もっと下世話は言い方をすると、

ネタ探しだと私は解釈していたが、


寺島さんは、どう解釈しているのかというと、


・長年名声を維持するための方策を考えた


・これ(名声維持)は小説家も誰でもやっていること


・身の処し方としてスピリチュアルな方向に行こうかな、と考えた(のだろう)


・デクスターやズートと違って、

 ただテナーを吹いてればいいタイプではなく、

 名声を維持するためには、新しいことをしなければなならないタイプだったから


というようなお話をされていた。


なるほどねぇ、

私の「ネタ探し」に少し通じるところがあるが、


長年続けるための、身の処し方・新しい切り口


という発想は、まさに寺島さん的だと思った。


まさに、最近の「メグ」や寺島さんの身の処し方にも通ずるところがあるから。


吉祥寺でただ単にジャズ喫茶「メグ」を営業しているだけにとどまらず、

著作活動を開始し、


それだけではなく、本が売れ、評判になってくると、

ラジオ番組(PCMジャズ喫茶ですね)を持ち、


さらには、オーディオ評論家としての名も定着させ、


60を過ぎてからトロンボーンを始め、


店のほうも、ジャズCDをかけるスタイルの営業は昼までにし、

夜は、ライブハウスという営業方針へチェンジ。


ライブのない日は、講演や試聴会など、

もろもろのイベントを催すというスタイルに変わった。


先日、メグに行って、2ヵ月分のタイムテーブルをいただいたが、

連日、予定がギッシリだった。

毎日必ずライブ・イベントの予定が入っている。


お店も女性客のことを考慮して、

禁煙にしてしまった、


などなど、

寺島さんって、文章だけ読むと、

「あ〜、あいかわらず変わってないなぁ」

と思わせるが(笑)、


ご自身は、

状況にあわせて、

ご自身のスタンスや、

店の営業スタイルを次々と変化させている人なのだ。


もちろん、コルトレーンほど急激な変化ではないが、

ゆるやかかもしれないが、

少しずつ変化を繰り返し、

新しいことを打ち出しているという点では、

コルトレーンと同じ。


そういう寺島さんだからこそ、

「身の処し方としての変化」

という発想がぱっと浮かんできたのだろう。


そう、コルトレーンの音楽にはアンチかもしれないが、

「身の処し方」は、案外、似ているのかもしれないのだ。


なーんてことを思いながら、

聞いてました。


寺島さんが、「ラブ・サプリームあたりからさぁ〜」

と言った瞬間、

岩浪さんが、

「ラブ・シュープリームね」と素早く訂正し、

なにごともなかったように、寺島さんが、

「そうそう」と相槌を打ちつつ、

どんどん話を進めていくところには、

微苦笑した。



さて、続きは、寺島&岩浪両氏の

カウント・ベイシーとニール・フィフティの《リル・ダーリン》解釈に異議あり!

を書いてみようかと思う。



▼PCM放送をお聴きになりたい方、登録はこちらからです。
http://www.musicbird.jp/request_order.html


posted by 雲 at 21:32| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山中千尋の《オール・オブ・ミー》/5月17日放送の「PCMジャズ喫茶」を聞いて(5)

さて、先日予告した

「PCMジャズ喫茶」の続きです。


岩浪洋三氏は山中千尋が好きなようですね。


私も、けっこう好きです(爆笑)。


しかし、岩浪さんも、のようだけど、

寺島さんも含め、


現代的なスタイルでガンガン弾く山中千尋はお嫌いな様子。

(私はむしろ、そのほうが好きなんだけどね)


むしろ、お二人は、

「アフターアワーのセッションで平凡に演奏してみました」的な

言い訳つきの

なんでもないリラックスしたセッションのほうが

お好きな様子で、


最近発売された


山中千尋/アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ 山中千尋/アフター・アワーズ〜オスカー・ピーターソンへのオマージュ

が、岩浪さんが今回かけたいアルバムのようだった。


その中から、かかったのが、

《オール・オブ・ミー》。


ピアノにドラムなしの、

ギターとベースという編成。


音数すくなく、テーマを奏でる山中と、

ミディアム・ファーストでリズムを刻んでいる

ギターとベースのリズムセクションの微妙な乖離が気になり、


やがて、山中のタイム感と、

伴奏2人のタイム感のあまりのズレに、

少し気持ちが悪くなってきた。


もちろんテンポは一定している。

走る、モタるという、物理的速度の問題ではない。



タイム感の違いだ。



タイム感、それは言葉で説明するのは難しい。



テンポは同じでも、

各々のミュージシャンが持つ

ビートに対してのスピード感の認識、

そして音として表出する安定感やスピード感とでもいうべきか。



たとえば、同じテンポで演奏したとしても、

速く感じるミュージシャンもいえば、

遅く感じるミュージシャンもいる。


また、タイム感覚が優れている演奏者のほうが、
出てくる音には安定感がある。

たとえば、
タイム感覚がひとなみ外れて超人的に優れているジャズマンの一人、

チャーリー・パーカーの《コンファメーション》の演奏は、

安定感のある演奏ゆえ、

同じテンポで演奏するアマチュアの演奏よりも、

かなり安定して(=ゆったりと)聴こえる。


The Genius of Charlie Parker, Vol. 3: Now’s the Time/Charlie Parker Quartet
¥3,758
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また、ジャコ・パストリアスが

ファーストアルバムで演奏した《ドナ・リー》と、

ジャコ・パストリアスの肖像+2/ジャコ・パストリアス
¥1,795
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水野正敏が教則ビデオで演奏する

ジャコを丸ごとコピーした《ドナ・リー》とでは、




テンポは同一ながらも、

ハイテンポで奏でられるジャコの演奏は安定感を感じるいっぽう、

水野の演奏は、余裕のないセカセカとしたあわてんぼうな《ドナ・リー》に聴こえてしまう。


演奏が危なっかしいというスリルのオマケ付き(笑)。



かくいう私自身も、

自身のリズムのポケットの狭さを痛感したことがある。


敬愛するモータウンのベーシスト・ジェームス・ジェマーソンが弾く

《ホワッツ・ゴイーング・オン》。

ホワッツ・ゴーイン・オン/マーヴィン・ゲイ
¥1,439
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この曲のベースラインを完コピし、

実際の音源に合わせて自分がベースを弾いた音を録音してみたことがあるが、

いざプレイバックしてみると、

なんとまぁ、とっても速い《ホワッツ・ゴイーング・オン》に生まれ変わってしまっていた。


私が奏でるベースの

1音1音の音価が貧弱ゆえ、

聴いているこちらの心拍数も早くなってきてしまう。

再び、自分のベースを抜いたオリジナル音源を聴き返してみると、

非常にゆったり、大股歩きのベースに驚愕。


改めてジェームス・ジェマーソンのポケットの広さを認識した次第。


これと同じような現象が、

山中千尋の『アフター・アワーズ』収録の《オール・オブ・ミー》に起きていた。


ピアノとリズムセクションのリズム感が微妙に食い違っている。

とくに、ベースの刻みがセカセカしたものに感じる。


このセカセカさ加減は、早めのテンポ設定に起因するものではないと思う。


レスター・ヤングとテディ・ウィルソンも、これと同じぐらいのテンポで演奏しているが、

非常にゆったりとした安定感に満ち満ちているからだ。

プレス・アンド・テディ/レスター・ヤング&テディ・ウィルソン・クァルテット
¥3,192
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同一テンポ内で生ずる各々の演奏者のリズム感の乖離。


そこから独特のグルーヴが生まれ、

良い意味でのリズムカラーが生じる場合もある。


たとえば、マイルス・クインテット時代のトニーとロン・カーターのコンビがそうだ。


しかし、山中盤《オール・オブ・ミー》の場合は、

どうも、あまり良い方向に作用しているようには感じない。


少なくとも、私はあまり気持ちの良いリズムには感じなかった。


しかし、もしかしたら、

そう感じるのは私だけなのかもしれない。


実際、岩浪さんも、寺島さんの反応は、

「いいですねぇ」だったから。


もっとも、その「いいですねぇ」は、

“ハードな山中千尋よりも、スタンダードをこれぐらいのリラックスした按配で演奏してくれたほうが”

という文脈での、

「いいですねぇ」だったのかも。


私の感想としては、

正直言って、

別に山中千尋がこういうことやらなくても……、

だけども、

こういうことやったほうが喜ぶ人もいるのだから、

ま、それはそれでいいのでしょう。


ちなみに、同番組中で触れられていたが、

山中千尋は、このアルバム好きみたいね。

アイ・コンセントレイト・オン・ユー/リー・コニッツ&レッド・ミッチェル
¥1,890
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いいねぇ。

コニッツと、レッド・ミッチェルのデュオ。
私も愛聴してます。

昔、たしか別冊宝島のジャズ本にも

レビューを書いた記憶があるナ……。


このアルバムをセレクトした
なかなかマニアック、かつ渋くてセンスの良い趣味だと思いマス。


posted by 雲 at 21:31| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』(1)

クール・ストラッティン+2/ソニー・クラーク
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インドの方と話をしていると、

いろいろと興味深いことを教わることもある。



ビジネスに関してや、

彼らの日本感、

そして、

仕事や勉強に臨むマインドなど、


とても示唆に富んだお話を

最近いくつかいただいたのだが、


それは、あんまりジャズとは関係ないので、

また、別の機会や場所にゆずるとして、



先日、彼らとの雑談したなかで

面白かった話をひとつ書いてみましょう。


面白かったといっても、

私が「へぇ、そうなんですか」

とちょこっと面白いなぁと

感じた程度の小ネタなので、


あんまり期待しないでね。




われわれ日本人は、

カレー好きな国民とはいえ、


毎日カレー曜日が続いたり、

朝飯も、

昼飯も、

晩飯もカレーだと

(そんなことってあんまりないか)、


部屋の中にただよう、

食欲をそそるオイシイ匂いも


やがて、


「なんだか、カレー臭ぇ」


な気持ちに

変化してゆくじゃないですか?


特に、いったん外出して

カレーな匂いがムンムンな部屋に戻ると、

「カレー臭ぇ」


って感じがちになる(笑)。



べつに我慢できない匂いでもないんだけれども、

この匂いな状態が

一生続いたら?


あるいは、


もうこの匂いはもう抜けないよー

ってことになったら?



「なんだかイヤだよな」


ってなるよね?
私はなる(笑)。


で、あたりまえだけれども、

インドの人は、

この匂いが当たり前。


というより、

インド人に部屋を貸すと、

インド人が出た後の部屋は

日本人は住めないらしい。


カレーの匂い(香辛料の匂い)が

部屋中に染み込んでしまって、

その匂いに日本は我慢できないみたいね。


だから、最近は東陽町など

東西線の沿線がインド人街となっている。



インド人専用の住居が

このエリアには多いんですね。


では、なぜ、インド人がそんなに多いのかというと、

長銀、……じゃなくて、

新生銀行が大量にインド人オペレーターたちを雇ったから、ということが大きい。


その人数は、半端ではなく、

400人とも600人だとも聞く。


なぜかというと、

ご存じのとおり、

彼らは数学が得意だから。


「ああ、そういえば、最近はインド式計算ドリルがはやっているよね」


ぐらいな認識の方は、

甘い甘い(笑)。


小学校1年生で

19の段まで暗記させられという話は有名かもしれないが、


小学校6年生で、

すでに三次方程式まで教わるという話は、あまり知られていない。


三次方程式、

私、わかりませーん(笑)。


ならってもないし、
これって、たしか、高等数学?

いや、大学でやるレベルなのかな?


よく分からないけど、
とにもかくにも、

それぐらいのレベルの数学教育を受けているインド人だから、

当然、数字に強い人が多い。


さらに、インドはIT大国だと言われるようになって久しいが、

その名のとおり、IT技術のスキルの高い人が多い。


数学ができて、プログラムが得意、

となると、

銀行のシステム構築、

というのが、もっとも適した仕事になるよね。


それを知ってなんだろうね、

旧・長銀、現・新生銀行の八代さんは、

数字に強く、かつ、PCのスキルも高い

大人数のインド人を雇ったわけ。


そういう発想をする八代さんは、
そもそも発想が銀行屋的じゃないというか、

どちらかというと商社マン的な発想で
面白いなぁと思うのだけれども、

それはさておき、


インド人プログラマーの多くが住むエリアが、

東陽町などの東西線の沿線になっているわけ。



えーと、なんの話をしていたんだっけ、

そうそう、

カレーの匂いの話だ。


日本人は、

カレーの匂いがずーっと続くと

「カレー臭ぇ」

となるけれども、

当然、インドの人は平気。


じゃあ、インドの人が日本に住んでいて、

日本人にとっての

「カレー臭ぇ」

に近く感じる匂いは何かというと、


「サカナ臭ぇ」


なのだそうだ。


焼き魚の匂いね。


これは、日本食ならなんでもOKという

インド人もそう言っていた。


焼き魚は食べられるし、

嫌いではないし、


それどころか、「笑笑」のホッケっておいしいよね(笑)

なんて言っているインドの人でも、


毎日焼き魚の匂いを

日本人の家の前を通るたびに

嗅ぐのは、ちょっと勘弁!

なのだそうだ。


「でも、私たちは日本で仕事をし、生活するために日本にやってきているので、日本の習慣は尊重するし、もちろん我慢しますが」

我慢はするけど、
あまり快くは感じていない、

のだそうです。


へぇ、私なんて毎日でもいいから

このような食欲をそそる匂いは嗅いでいたいけどね。


もっとも、部屋が魚臭くなるのはイヤだけど(笑)。


そんな話を、

日本語が堪能なインド人と最近雑談したりして

面白かったんだ。


素朴な疑問があって、
インド人にこう質問をしてみた。


インド人って毎日カレー食べてるんですよね?

やっぱり各家庭ごとでお袋の味ってあるんですか?



と。


そしたら、

イエス・オフコース!


なにをそんな当たり前なこと聞いてるんだ、

って顔をされてしまった。




[つづく]


posted by 雲 at 21:30| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャズ喫茶「いーぐる」で講演します。バド・パウエルです。6月30日です。土曜日です。

6月になりました。

6月といえば、6月30日です。

いきなり、月末の話ですいませんが、

6月の月末の30日は、
ジャズ喫茶「いーぐる」で、
バド・パウエルの講演をします。

午後の3時半スタートです。

さ、月初めの今のうちに、
手帳に予定を書き込もう!(笑)

どういう内容かというと、
バド・パウエルです。

ジャズピアノの巨人です。

このバド・パウエルの演奏を大音量でかけ、
その音についての解説を私がする。

普段、家で聴いて、分かったつもりになっているパウエルのピアノも、「いーぐる」のJBLから放出される大音量で聴くと、
細胞がゾクゾクするような刺激的な体験になることと思います。

さらに、私が演奏前にちょこっと解説を加えることによって、
さんざん聴いたつもりでいた「耳タコ」曲も、
違った聴こえ方になったり、
新しい発見をする可能性も大です。

つまり、「音と言葉によるパウエル再発見」のイベントなのです。

基本的には、私がしょっちゅうやっている「音聴き会」と同内容でが、

大きな違いは、

ジャズ喫茶「いーぐる」で行われている「連続講演」というイベントは、すでに、330回を超える歴史と重みのある講演だということ。

さらに、いらっしゃるお客様は筋金入りのマニアが多い、ということでしょうか。

ですので、私も、気合いをいれて臨まなければなりません。

なぜなら、生半可な気持ちで選曲してしまうと、


私の耳の悪さ、
私のセンスの悪さ、
私の頭の悪さ

が、

一発でバレてしまう、それはそれは怖〜いイベントだからです。

あ、恐怖を感じるのはあくまで、講演者側であって、
いらっしゃるお客さんは怖い思いは一切することはありません(笑)。


楽しく、たっぷりとジャズを味わえる素晴らしいイベントです。


なので、6月1日の今日、新しい手帳のページには、
今から、

6月31日 15:30
四谷「いーぐる」連続講演バド・パウエル
by 高野 雲

とメモっておきましょうね(笑)。

参加費は、400円です。
つまり、伝票には、コーヒーなどの飲み物代に400円がプラスされるということです。


時間は、2時間半以内で終わらせます。
つまり、終わる時間は午後の6時前後です。

▼ジャズ喫茶「いーぐる」ホームページ
http://www.02.246.ne.jp/~unamas/eagle.html

ちなみに、このいーぐる「連続講演」はすでに330回を越す歴史のあるイベントだと書きましたが、
もうちょっと、このイベントのコンセプトを書いておきますね。

これは、マスターの後藤さんの言葉を借りたほうが早いので(笑)、後藤さんの著書から引用してしまいましょう。


僕もかつてジャズ喫茶で聴いた演奏の素晴らしさに驚き、ジャケットを手に取ってみればすでに持っているアルバムだった、ということが何度かあった。それまで聴き取れなかった魅力が、その音楽にフィットしたオーディオ装置、巧みな選曲の流れによって浮き彫りにされたのだ。
(中略)
こうした情報発信機能を生かす試みとして、僕は自分の店「いーぐる」で、ここ10年ほど連続講演をやっている。評論家をはじめ、ジャズ界で活躍するさまざまな方をお招きし、自由なテーマでアルバムをかけながら講演をしてもらうのだ。

ルールは二つだけ。

出した音に説明を加えること。
発言したことは音で示すこと。

あえて音楽を言葉にすることによって、他人との感覚の違いを明確にし、演奏に対する評価の土俵をつくろうというのである。

おもしろいのはお客さんの反応だ。
いいアルバムがかると場の気配が一変する。店内の空気の密度が高まるのを実感できる。正直なもので、つまらない演奏だと途端に風船がしぼむように場の緊張感がなくなるのだ。

〜後藤雅洋『ジャズ喫茶のオヤジはなぜ威張っているのか』(河出書房新社)より


この講演にいらっしゃるお客様も、もちろん初心者も多いですが、
耳の肥えたジャズマニアもいらっしゃいます。

彼らを満足させるだけの選曲と構成を組み立てるために、頑張りたいと思います。

そして、願わくば、せっかくいらしてくださったお客様から、
「来が甲斐があった!」
「楽しかった!」
「耳からウロコだった!」
という声を聞きたい。

腕によりをかけて選曲しますので、

さぁ、今からカレンダーの6月30日(土)の空欄には、

15:30〜18:00  四谷「いーぐる」バド・パウエル特集

と記入しておきましょう!


posted by 雲 at 11:52| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ジャズ喫茶やぶり」からの挑戦状

先日、このblogで書いた、「JAZZ喫茶やぶり」の人と、
「JAZZは文学だ!文学のないJAZZなんてクソだ!文学の無い人間とは話したくもない」!と主張してやまない友人と六本木の「鳥良」に行ってきた。

この店は、パラゴンとアルテックが店のど真ん中に鎮座する鳥料理屋さんで、
名古屋仕込みの旨い手羽先も楽しめるが、
「これかけて」
と店員にCDを手渡せば、
気軽にCDをかけてくれる、じつに、便利な、……いや、親切なお店なのであります。

普段、自宅で聴いている音源も、パラゴンから鳴るナチュラルで芯の暖かいサウンドに触れれば、また違う感触。

だから、ここのところ行く頻度が増えている。
しかも、もう指定席と化しているんじゃないかと思うほど、いつもスピーカーの真正面の席。

このような素晴らしい店に、「超」がつくほどのジャズ馬鹿3人が終結したのだから、もう大変。


私は、10時から合流したのだけれども、「ジャズ喫茶破り」と「ジャズは文学だ」の2人は、5時頃から飲んでいたわけで、すでに私が店に到着した時点で5時間近く飲んでいることになる。

それでも、ジャズの話が尽きない、尽きない。
いや、ますます熱く(暑く?)なる。

さらにそれから、飲んで飲んで、結局、3人が散解したのは朝の4時過ぎだから、私はせいぜい6時間程度の飲酒だけれども、他の2人は、11時間近く飲んでいる計算になる。

うーん、カッコいい。ファンキーですね。
ここで牛丼か餃子を食ってかえるともっとファンキーなんだけど(笑)、ま、二人とも朝早くから仕事のようだったし、私も、朝から大事なシゴトが控えていたので、ほどほどに抑えておいた(すでにほどほどじゃないっつーの)。


で、この飲みで、ちょっと酔いが回った「ジャズ喫茶やぶり」が、
「あなたたちに聴いてもらって、演奏者をあててもらいたい音源があるんですよ」とカバンの中からCDを取り出した。
もちろん、ジャケットは見せないように。

どうやら秘蔵の音源らしい。
「ハードバップなので、おそらく皆さん知っている人たちばかりだと思うけれども、コレを全員当てた人はいない」
とのこと。

ほほぉ〜、ブラインドの挑戦状かい。
受けてたとうじゃないの。

取り出したCDを店員に「これかけてください。ただし音悪いけど」と渡した彼。

私と「ジャズ文学」の二人は、

パラゴンの前にしゃがみ、この音源がかかるのを固唾を呑んで待っていた……。



あ、そろそろ出かけなきゃ。
続きは、また明日(明後日だったりして)

posted by 雲 at 11:35| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

話ベタな私を笑いに来よう(笑)!

先ほど、ジャズを流す店においての“選曲”について、かなり厳しいことを書いたが、
それだけ、人相手に「音を選び・流す」ことって重要なことなんだよ、という自分自身の実感を書いたつもりだ。

これは、「客」としての私の意見。

つまり、どんなに素晴らしい音源でも「順番」「流れ」次第で、気持ちよくもなり、気持ち悪くもなる、ということを「客」としてジャズを聴ける店で感じたことを書いた。

しかしですねぇ、立場が逆転するんですねぇ、今週末土曜日は。

つまり、私がバド・パウエルの音源を選曲して、かける、ということを四谷「いーぐる」で行うわけです。

「いーぐる特集」というイベントです。
今回のテーマは、「バド・パウエルの魅力」を探ろう!という趣旨で、私にとって思いいれの深いピアニスト、バド・パウエルの魅力を様々な角度から、解説してゆくという試みです。

「パウエルのこれこれこういうところに魅力があります」ということを、実際に音をかけて説明、いや証明してゆかねばならない。

ヘタな仮説や、思い込みは、「いーぐる」のJBLのスピーカーから大音量で放たれる音を前にすれば、軽々と粉砕される可能性もある。
これは気を引き締めて臨まねばならない。

選曲はほぼ終了していた。

が、

昨日、マスターの後藤さんから、音楽だけでトータル120分じゃ多すぎるという指摘を受けたので、削った。
削る際も、ほとんど迷わず、ドラスティックにバッサリと。
頭の中では言いたいことの優先順位が出来ていたから。

果たして、この選曲でお客さんを納得させることが出来るのだろうか、と戦々恐々だが、今の時点ではベストだと思っている。
一曲、一曲、それぞれの曲に、各々の切り口と見解が込められているので、間を埋めるような無駄な曲はない。というより、無駄な曲を入れるだけの時間的余裕がない(笑)。

さいわい、営業中のジャズ喫茶のように「音だけ」でお客さんを納得させるという厳しい条件ではなく、音源をかける前には、音についての解説をすることが出来る。

よって、前後の曲に多少脈絡がなくとも、言葉による解説を加えることで、こちらの選曲意図もお客さんに伝えられるというメリットがある。

今回の選曲は、じつは「音聴き会」のモンク特集の次はパウエルをやろうと考えていたので、そのときから(今年の3月ごろから)頭の中で漠然と考えていた6つの柱(切り口)に見合う曲を選び、肉付けしていった。

通常は、候補となる曲を集め、削ってゆき、なんとかイベントの尺に合う長さに収めていくものだが(私の場合は)、今回はあえて逆の手法をとった。
すなわち、候補曲を削るのではなく、候補曲をコンセプトに肉付けしてゆくのだ。
マイナスではなく、プラスの作業。

たとえば、「パウエルは電気ショック療法でピアノがヨタヨタになっちゃった!」ということを言いたければ、それにふさわしい音源をいくつか選び、他の選曲となるべくアルバムがかぶらないように整えてゆくのだ。

そういった意味では、今回の選曲は、雑誌の編集目線に近い。

たとえば、「Aという政治家を叩く!」という企画を記事にするとしたら、とにかく「Aという政治家」を叩く材料だけを取材する。彼を叩く発言をする人を探しコメントをとり、とにかく彼のマイナス材料を集める。

もちろん、完全無欠な悪人というのは滅多にいないわけで、「A」にとってプラスな話もたくさんあるだろう。「A」に好意的な人物もいるだろう。しかし、逆の話も記事に掲載するにせよ、あくまで例外扱い。9:1の比率で、マイナス材料を中心に構成する。

そうしないと、「Aという政治家には、いい話もあれば、悪い話もありまーす」なユルい記事に堕す。
実際、そのような記事って読んでも面白くないでしょう?

目線は極端、内容は時として極論。そのかわり説得力を感じさせる。

このような記事のほうが面白いわけで、人前でジャズを発表する「選曲」って、じつは、かなり編集センスを問われる作業なんだなと、今回の選曲作業と通じて改めて実感した。

もちろん、通説を覆すような新説・奇説は持ち上げていないし、多くの人のパウエル認識に水を挿すようなチャチャも入れていない。

天才パウエルの音楽を、端的に、分かりやすく。

願わくば楽しんでもらえる。

来てよかったなと思わせる。

そして、自分が愛聴している音以外はかけない。

これが念頭。
そして、これがすべて。

少しでも良い音を、ということで、ブルーノートの音源などは、ルディ・ヴァン・ゲルダーミックスのものにちょこちょこと買い換えてみたりと、細かい改良点は実行中だが、いちおう、準備はほぼ整っている。

あとは、当日の喋りだけ(汗)。

ちなみに、私はかなりの話ベタなので、もしかしたら、当日はかなりアガって、シドロモドロになる可能性大(笑)。

そんな私の醜態をごらんになりたい人は、是非、6月30日は、四谷の「いーぐる」にいらっしゃい!

「いーぐる特集/バド・パウエル」は、午後3時30分からのスタートです。
参加費は400円(ドリンク別)。

さあ、ふるって、私のことを笑いに来ましょう!

▼「いーぐる」HP
http://www.02.246.ne.jp/~unamas/eagle.html


ちょっとしたプレゼントも用意する予定(一つしかないので、希望者はジャンケンだけど)


posted by 雲 at 11:32| Comment(0) | イベント ライブ 講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

明日は、四谷の「いーぐる」だ! 〜バド・パウエル特集

さ、明日の午後3時半は、
ジャズ喫茶「いーぐる」に集合だ!

いーぐる連続講演「バド・パウエル特集」

by 高野 雲

午後3時半〜6時(予定)
参加費:¥400

四谷駅下車徒歩3〜4分

▼地図はサイトをご覧ください。
http://www.02.246.ne.jp/~unamas/eagle.html

先ほど、女性の方から、
「怖くないですか?なんかイメージ的に怖そうな人が多そう」
という問い合わせをいただきましたが、
そんなことはありません(笑)。

ジャズ喫茶が始めてな人は、一瞬、独特な雰囲気に気圧されるかもしれませんが、すぐに慣れます(本当)。
posted by 雲 at 11:29| Comment(0) | イベント ライブ 講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スイートかつ繊細な音色/『ノウ・ホワット・アイ・ミーン』 キャノンボール・アダレイ

Cannonball Adderley / Bill Evans
Know What I Mean?

ちょっと前のことだけれども、神保町「BIG BOY」で昼間に紅茶を飲んでいたときのこと、

カウンターに座っていたお客さんが、

このお店気に入ったので、デジカメで店内の写真を撮ってよいですか? と丁寧にマスターに聞いている光景に出くわした。


マスターは、


「いやぁ〜ごめんなさい。うち、お断りしてるんですよ〜。

新聞とか週刊誌からの取材もお断りしてるし、基本的にはblogに掲載したいというお客さまのお申し出もお断りしてるんです。

まだ、このお店始めたばかりだし、

いきなり全国に知られちゃうのも、まだちょっと早いと思っているんです。」


と丁寧にお断りしていた。

いつもの光景だ。


雑誌や新聞どころかブログの掲載も断っている店なのに、

じゃあ、なぜ私がメルマガやこのブログにしょっちゅう書いているのかというと、「雲さんは長年つきあっている気心の知れている人だからOK」なのだそうで(笑)。


なんでも、店のHPは作るつもりはない。なぜなら、あなたのページがうちの店のHPのようなものだからだ、だそうです。


だから、お言葉に甘えて、じゃんじゃん店のことや、マスターが花粉症で苦しそうといったプライベートなことまで遠慮なく書かせてもらっています。


しかし、私のページはともかく、他のお客さんがお店のことをブログに書くことを禁じるのってどうなのだろう?


店をオオヤケ上に開店している以上は防ぎようがないし、仕方のないことだと私は思うのだが…。


だって、「神保町・BIG BOY」で検索すると、すでに1000以上のサイトが検索されるし(私のページも多いが…)、紹介してくれている人たちの記事には、批判的な内容ってほとんど無い。


むしろ、「響」なき後の神保町に、明るくオープンな雰囲気なジャズ喫茶が出来たことを好ましく受けとってくれている人の記述がほとんどなのだ。


それでも、自分のことや、自分のお店のことが必要以上に“外”で紹介されることを極度にマスターは警戒しているようで、「知る人ぞ知る店」的なスタンスで店を運営していきたいと思っている節がある。


ま、その気持ちは多少分からないでもない。

10人も入店すれば、席が埋まってしまうほどの狭い店内だ。

常連客も多い中、その中に、いきなり、

「新聞でみたんだけど〜」

な一見のお客さんがドバーっと押し寄せて、自分が大切にしている常連客をすみっこに追いやらざるをえない という状況をマスターは極度に恐れているのだ。


それでも、私は一つ気になることがある。


「店内の写真を撮っていいですか?」


と尋ねてきた客さんに対して、丁寧に断ったところまではいいんだけども、


「この前も、外国人のお客さんがいらしたときに、僕があまり英語が分かっていない、みたいなことをブログに書いたお客さんがいたんですよ。僕、アタマきちゃってね。そのお客さんのこと“出入り禁止”にしようかな、と思ってるぐらいなんですよ〜」


と続けたので、


私は、マスターに、


「おーい、そりゃないんじゃないの?! 大目に見てあげようよ!」


と会話の中に思わず割って入ってしまった。



私もその人の書いたブログは以前読んだことがある。


でも、目クジラを立てるほどのヒドい内容ではない。


むしろ、愛すべきマスター像として描かれているし、ちゃんと、横文字職業系の紳士というフォローもされている。


店を中傷するような意図は、客観的に読んでも感じられない。


とたたみかけ、


第一、忙しくてネットをチェックしていないマスター、じかにその人のブログ読んでないでしょ?


人から聞いた話だけで「自分のことをコケにされた」と思ってるだけでしょ?


まずは、その人のブログを自分で読んだ上で判断してあげてよ。


だって、そのブログを書いた人は、オレのメルマガの読者だし、オレに偶然この店でバッタリ会うことを楽しみに熱心に通ってくれている人でしょ? “オレのお客さん”でもある人を奪わないでよ。


かくいうオレ自信、少し前に、某バーから“出入り禁止”を食らった人間だから、出入り禁止を食らう人間が味わう“理不尽感”はよく分かる人間なのよ。


しかも、店の名前は書かず、店を特定できる情報も慎重に避けたうえで、

「大嫌いなサザンがかかったから帰った」 

「店で演奏していたプロのギターがヘタクソだった」

と日記に書いただけでだよ?


それだけのことで、半年以上、ほぼ毎日通っていた客をバッサリ切る店の神経も「アンタ、バカぁ?」だけど、それ以上に、突然「出入り禁止」を言い渡される客の気持ち、理不尽な感覚というのはよく分かるのよ。



余談だが…

その店と、BIG BOYの共通しているところは店をはじめた大きな動機は、「趣味」だということ。


べつに趣味ではじめるのは構わないし、他の多くの店の開店動機もそのような店だろうと思う。 


しかし、「趣味、趣味」と客に公言している店主が陥る罠は、「趣味でやってるんだから、趣味じゃない客は切ってもいいんだ」というロジックに陥りがちなこと。 


自分の「趣味」じゃない客もいるかもしれないが、常連客は自分の店を「趣味」にしてくれている可能性が高い。


そのようなお客を店主の「趣味」ひとつで、切ったり切らなかったりということは、当事者でなくとも客からはすごく傲慢に映るものだ。


さらに、「可愛さあまって憎さ100倍」という言葉もあるとおり、いままで店を愛していた客に対して、突然、店主が手の平を返すと、それまでの店の愛情が100倍のマイナス感情となって跳ね返ってくるものだ。


結果的に、作らなくても良い敵を作ってしまうことになり、長期的に見れば、店の運営上、非常にマイナスなことだといえる。 


私がよく通っているバーのママやマスターは同じことを言っていた。

「やれ趣味だ、好き嫌いだと、客相手にほざいているうちは、まだまだアマチュア。 甘いよね、そういう店は。というか信じられない。同業者として恥ずかしい。プロ意識の無い店についた客が可愛そうだよね。でも、うちは違うからねぇ、雲ちゃん、ヒイキにしてねぇ(笑)」



で、「BIG BOY」はそういう店になって欲しくないと願っている私は、マスターに続ける。


ブログに書かれたマスターの気持ちも分からないではないけれどもさ、

まずは書いた人のブログを読んでみてよ。


書いた人は決してマスターを中傷するような意図ではなく、むしろ愛情をこめて書いてくれているということを汲み取ってあげようよ、


みたいなことを一気にまくし立てたんですわ。


そしたら、写真撮影のことをマスターに聞いていたお客さん、私の顔を見て、


「ひょっとして、雲さんですよね?」


へ? よく分かりましたね。

そういうあなたは?


町田でジャズのイラスト書いたり、本の装丁をしているものです。


マスターが元デザイナーだけあって、この店にはデザイナーや出版関係のお客さん多いなぁ、類はトモを呼ぶ?

神保町っていう土地柄?


そんなわけで、それをキッカケに名刺交換をし、デザイナー&イラストレーターの方と話し込んだわけです。


話題は、サックス。

テナーサックスから、アルトサックスへ。


好きなアルトサックス奏者の話になり、

私は、

「最近、キャノンボールを聴き直しているんですよ。彼は外見とは裏腹に(?)、非常に細やかでデリケートな音の表現をしているサックス奏者なんです。とくに、マイルスとやっているような“よそ行き”なアルバムより、プライベートでノンビリとマイペースで吹いているアルバムのほうこそに、彼のスイートな感覚、語尾のニュアンスの変化の付け方、抑揚の繊細さなど聴けば聴くほど楽しいですよ」

みたいな話しをした。


とくに、上で挙げたビル・エヴァンスとの共演作のほか、

『キャノンボールズ・ボサ』や、

『マーシー、マーシー、マーシー』のような、ガチガチの4ビートマニアが無視しそうなアルバムにこそ、彼のスイートで繊細な感覚が横溢している。


そんなことを話したっけな。


是非、お持ちの方は、聴き直して、細かなニュアンスを改めて感じとって欲しい。


そして、先述の、マスターの英語云々と書かれたブログの記事は、

http://love.ap.teacup.com/applet/oyazi-meets-jazz/20070209/archive

なのですが、


興味をお持ちの方は、読んでいただき、書かれているニュアンスを感じとって欲しい。

決してお店、マスターのことを非難している内容ではないと思う。


posted by 雲 at 11:12| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曲とアレンジの魅力に乏しい/『アット・ホーム』 アヴィシャイ・コーエン

アヴィシャイ・コーエン
アット・ホーム

チック・コリアのバンド「オリジン」に参加し、脚光を浴びたベーシスト、アヴィシャイ・コーエン。

彼のベースは独特で、アタックの強さと、伸びのしなやかさの両方を過不足なくバランスよく兼ね備えているところが特徴。


彼の6枚目のリーダー作は自らのルーツのユダヤ音楽とジャズの融合を目指した内容だ。

アコースティックベースのみならず、本アルバムではエレキのほうも弾いているが、やはり彼の持ち味はエレキよりもウッドのほうに良さがあらわれる。


とはいえ、この作品、ベースのプレイに焦点を当てて聴いても、あまり面白くない。

わりと曲の良さを生かそうという試みなのだろう、演奏の低音屋台骨たらんことに徹しており、その姿勢は、まことに正しい。


ただ、いかんせん、曲もアレンジもあまり響かないね。

アンサンブルのまとまり具合は、たしかに特筆にあたいするかもしれないが、曲やアレンジそのもの魅力が乏しいゆえか、このアルバムで「いいな」と感じるのは、私の場合は、ジャケットのみ。




posted by 雲 at 11:10| Comment(0) | ジャズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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